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“かからない”デジタルパーマの原因は髪のハリと美容師の薬剤コントロール

“かからない”デジタルパーマの原因は髪のハリと美容師の薬剤コントロール

「デジタルパーマをかけたのに全然カールが出なかった…」そんな経験、ありませんか?

実はデジタルパーマがかからない理由は、大きく2つに分かれます。

① 髪の毛の“体力”が足りない

一番多い原因がこちら。カラーなどの繰り返しによって髪にハリ・コシがなくなっている状態では、デジタルパーマのカール感が弱くなる傾向があります。

ただし、実は髪の体力が多少落ちていてもカール自体はかかります。ぷりっとした弾力のあるカールではなく、やわらかくふんわりとした仕上がりになりますが、ある程度の健康状態を保っていれば問題ありません。

では、どんなときに「本当にかからない」となるのか? それはギシギシで絡まってしまうレベルの“重度のダメージ毛”の場合です。カールをつけることでさらに絡まりやすくなってしまうため、

施術前からすでに髪が頻繁に絡まるようであれば、パーマ後にトラブルが出る可能性が高いです。

② 美容師側の薬剤コントロール不足

次に考えられるのが、美容師側の技術や薬剤選定のミス。特に

  • 薬剤のパワーが弱すぎる
  • 薬剤の放置時間や加温温度のコントロール不足

などが原因で、かかりが甘くなるケースもあります。

かといって、薬剤を強くしすぎるとチリチリになってしまうリスクもあるため、ちょうど良い“さじ加減”がとても重要になります。

デジタルパーマは実はそれほど難しくない

実は、薬剤の知識と髪の見極めができれば、デジタルパーマはそこまで難しい技術ではありません。うまくかからないという場合、技術者側の判断ミスや知識不足が原因であることも少なくありません。

何度も同じように「かからなかった」という経験がある場合には、美容室を変えてみるのもひとつの選択肢です。

かけ直しを繰り返すと髪の体力はどんどん落ちる

「かからなかったから、もう一度かけ直したい」そう考える方も多いと思います。

ですが、かけ直しにはリスクもあります。1度目の施術で髪の体力が削られている状態で、さらに2度目の薬剤をのせることで、ダメージが一気に進行してしまう可能性も。

うまくかからなそうだと感じた時点で、無理にかけ直すよりも、美容室を変えることをおすすめします。

まとめ:デジタルパーマは“髪の状態”と“美容師の選定”がカギ

デジタルパーマがうまくかからない原因は、以下の2つが大きなポイントです。

  • 髪の体力が足りない(特に重度のダメージ毛)
  • 美容師の薬剤コントロールが不適切

髪の状態が良ければ、ある程度のダメージがあってもカールはつきます。

でも、カールがつかない・傷みがひどくなる・何度もかけ直しても変わらない…そんな時は、美容室そのものを変えるタイミングかもしれません。

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