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縮毛矯正が1ヶ月で戻る?それ、実は“失敗矯正”かもしれません。

縮毛矯正が1ヶ月で戻る?それ、実は“失敗矯正”かもしれません。


先日ご来店いただいた男性のお客様とのお話が、同じような悩みを持つ方にとって参考になると思ったので、今日はそのことについて書いてみます。

その男性は、2ヶ月に1回のペースで縮毛矯正をかけているとのこと。ただ、ここ最近「矯正の持ちが悪い」と感じるようになり、1ヶ月もしないうちにうねりや癖が出てきてしまうとおっしゃっていました。

結論から言うと、これは縮毛矯正の“失敗パターン”の可能性が高いです。

縮毛矯正の誤解と真実


よくある誤解ですが、縮毛矯正の効果はそんなに早く取れるものではありません。薬剤の力が弱かったとか、髪質が…というよりも、アイロン操作のミスが原因で、「ストレートになっていない」=「癖が戻った」と感じてしまうケースがあるんです。

縮毛矯正って、癖をストレートにするだけじゃなく、間違った方向に“形をつけてしまう”こともあるんです。これが今回のようなパターン。

なぜ矯正したのに癖が出るの?


たとえば、右側に生えている髪を無理に左側に引っ張ってアイロンをかけると、その場ではキレイに見えることがあります。

でも数日後、本来右に向かって生えている髪が、縮毛矯正で左に固定されているために、根元に妙な折れやうねりが出てしまうんです。これはアイロンの角度や引き出す方向、圧力などが原因です。

つまり「癖が戻った」のではなく、間違った形に固定されてしまったということ。

直すにはまた縮毛矯正が必要に…


このようなケースでは、正しい方向・適切な技術で再度縮毛矯正をしないと直すことができません。だからこそ、毎回の施術で正確な判断と技術がとても重要になります。

縮毛矯正は、実は奥が深い技術


薬剤の選定や放置時間だけでなく、アイロン操作、髪の引き出し方、生え方の観察など、細かな技術の積み重ねが結果を大きく左右します。

「縮毛矯正したのにすぐ癖が戻る…」と思った方は、もしかするとこういった“技術の落とし穴”にはまっているのかもしれません。

そんな時は、縮毛矯正を専門にしている美容師にぜひ相談してみてくださいね。

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