「カラートリートメントが縮毛矯正に影響するってホント?」美容師が本音で解説
縮毛矯正の前にカラートリートメントをしても大丈夫?
「縮毛矯正の前にカラートリートメントを使ってもいいですか?」というご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、カラートリートメントが原因で縮毛矯正がかかりにくくなったと感じたことは、僕自身の経験では一度もありません。
もちろん、心配な場合は1週間ほど使用を控えてもらうのがベターですが、基本的にはそこまで神経質になる必要はないと考えています。
カラートリートメントは膜を貼って色をのせる仕組み
カラートリートメントとは、髪の毛に色をのせるマニキュア成分を含んだトリートメントのこと。髪の表面に薄い膜を貼って白髪などに色を付ける仕組みです。
この「膜」が薬剤の浸透を妨げるのでは?と思われがちですが、縮毛矯正の薬剤は非常に強力かつ浸透性も高いため、影響はほぼありません。
実際に僕たち美容師が使う薬剤は、ゴム手袋すら貫通するほど粒子が細かく、アレルギー体質の美容師さんの中には手袋を二重にして使っている方もいるほどです。
縮毛矯正の薬剤は非常にパワフルです
縮毛矯正で使う薬剤は、ある意味で「劇薬」と言えるレベルの強さを持っています。
それだけに、カラートリートメントの薄い膜程度で影響を受けるような薬剤ではないので、基本的には気にしなくても問題ありません。
実は注意すべきなのは「頭皮への影響」
ここで、縮毛矯正との相性とは別に、カラートリートメント自体が持つもう一つの側面について触れておきたいと思います。
カラートリートメントには「カチオン界面活性剤」と呼ばれる成分が含まれており、これが肌にアレルギー反応を起こすことがあります。
特に多いのが、女性の背中に吹き出物ができるケース。シャンプーやトリートメントのすすぎ残しが原因と思われがちですが、実はカチオン成分が肌に付着してアレルギー反応を起こしている場合もあるのです。
カラートリートメントを使用して頭皮にかゆみが出たり、肌トラブルを感じたことがある方は、一度使用を控えるか、皮膚科で相談するのも一つの方法です。
かかりが悪かったら美容室選びを見直すのもアリ
万が一、縮毛矯正がうまくかからなかったと感じた場合は、以下の対応をおすすめします。
- ① かけ直してもらう
- ② 技術力の高い別の美容室に相談する
縮毛矯正は高度な技術と薬剤知識が求められる施術です。技術力によって仕上がりに差が出るため、信頼できる美容師を見つけることがとても大切です。
まとめ|縮毛矯正前のカラートリートメントについて
縮毛矯正の前にカラートリートメントをしても、薬剤の浸透やかかりには基本的に問題ありません。
ただし、肌が敏感な方や過去にかゆみや吹き出物などの症状があった方は、アレルギー反応を起こす成分に注意が必要です。
安心して施術を受けられるよう、不安なことがあれば事前にご相談くださいね。








