白髪染めと縮毛矯正の両立|失敗しないためのプロのアドバイス
「白髪も気になるし、クセ毛も気になる…でも両方やるのって髪に負担がかかるのでは?」
そんな風に感じたことはありませんか?
白髪染めと縮毛矯正の両立は、もちろん可能です。ただし、気をつけたいポイントもいくつかあります。
特に最近よく耳にする「セルフカラー」に関しては、縮毛矯正との相性に注意が必要です。
今回は、髪の負担をできるだけ減らしながら綺麗な仕上がりにするために、プロ目線でのアドバイスをまとめてみました。
セルフ白髪染め、実は縮毛矯正の大敵です
最近では多くの方が、手軽に市販の白髪染めを活用していますよね。
もちろん、カラー剤そのものが悪いわけではありません。ただ、セルフカラーは縮毛矯正と組み合わせるには少しリスクが高いのです。
というのも、セルフカラーはこんなトラブルを起こしやすいんです:
- 本来染めなくていい部分にも薬剤がついてしまう
- 塗布量や塗布ムラが起きやすい
- 結果として髪のダメージにムラが出る
このダメージのムラはそのまま縮毛矯正のかかりムラにもつながります。
強くかかりすぎる部分と、うまく伸びない部分ができてしまい、仕上がりに差が出やすくなってしまうんですね。
おすすめは「美容院カラー+ホームケア」
縮毛矯正をかけている方、またはこれからかける予定の方には、白髪染めは美容院での施術をおすすめしています。
理由はシンプルで、美容師が髪の状態を見ながら薬剤の種類や塗布方法を調整できるからです。
もし毎月染めたい場合は、
- 根元の白髪は美容院で染める
- 間の期間はカラートリートメント・ヘナ・マニキュアなどで色味をキープする
このようにすれば、髪への負担を最小限に抑えながら、キレイな髪を保つことができます◎
白髪世代の髪は意外とデリケート
白髪が増えてくる世代の髪には、エイジング毛と呼ばれる細くて柔らかい髪が混ざっていたり、
白髪染めの繰り返しで髪内部のダメージが蓄積していたりと、思っているより繊細な状態の方が多いです。
そのため、縮毛矯正の施術にはより高度な判断と技術が求められます。
つまり、お客様側でできることには限りがあり、美容師の経験と技術に大きく左右されるというのが正直なところです。
まとめ|セルフカラーの扱いに注意を
- 白髪染めと縮毛矯正の両立は可能
- ただしセルフカラーはかかりムラやハイダメージの原因に
- できれば美容院での施術+ホームケアでカバーするのがベスト
- 髪の状態に合わせた判断が必要なので、信頼できる美容師に相談を
白髪染めと縮毛矯正、どちらも大切にしたいあなたのために、
髪を健康に保ちながら美しく仕上げる方法をご提案します。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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